4月からもうすぐ5月へ♪
2010年 04月 30日
4月は雨や気温の低さで春を楽しむ時間が比較的少なかったような気がします。
そしていろいろあったような・・・・。なかったような・・・。
時間は親切なのか不親切なのか・・・。
春なのに・・春なのに♪・・いろいろ考える4月でした。
春が明るくなかった分、落ち着きのあったような4月でもありました。
もうもっこうバラが咲きだしましね。。
ご近所の家の黄色のもっこうバラに
5月こそ初夏の明るさと爽やかな薫風を期待したいものです。
ここのところ読んだ本
「私のパリ 私のフランス」 岸恵子
「ヨーロッパ・二つの窓 」 堀田善衛 加藤周一
「食堂 かたつむり」 小川糸
岸恵子さんの生き方を知り学ぶには素敵な本だと思います。
いままでの本の引用が多いのですが、どの文章からも当時のフランスを
強く感じます。
あの当時日本の映画界からフランスに嫁いだ勇気?潔さ・・そして離婚
娘さんもいましたがパリに残り優雅そうに暮らす陰にあったであろう苦労も
彼女の手にかかるとどんな出来事も微笑みながらそんなこともあったわねえになる。
同じような苦労も大変だったとため息つきながら語る人と
そうでない人・・・やはり輝いて見える人は語ってもいい思い出に
変えることのできる人と言えるのではないでしょうか・・・。
岸さん・・70歳をとうに超えているらしい。
目指すには高過ぎますがせめて彼女の持つ精神性は見習いたいなと
最近岸さんを見るたびに思うのです。
「ヨーロッパ・二つの窓 」 トレドとヴェネツィア
帯にあるようにながくかの地で暮らしたふたりの偉大な知性が
軽妙、絶妙?な呼吸でヨーロッパの風土、街、文化を対談形式で語り合います。
地形や言語・宗教・文化・・広い視野と深い知識に基づかれたお二人の
談義にすべてに詳しくもない私でもちょこっとでも学べたような錯覚を持てた本でした。
この対談というのがいいですねえ。
*ちなみにこの本20年も前の本ですから(笑)
「食堂 かたつむり」
現実的に考えると無理がみえる展開もあるのですが
表現される文章を素直に読み取りさらっと読み流すとそこに
温かいメルヘンの世界を感じることができるような気がした本でした。
本当に本を読まなくなりました。
考えてみるとブログを始じめる前のほうが
読んでいたような・・・。
まあ時間は自分で作りだすもの・・・ですね。
次はここ数カ月に観た映画を♪