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2017年 04月 25日
若っかった私が花器に描かれた女性に惹かれ素敵だなと思い
遊びに行くとその前に行き眺めるのが知らず知らず恒例になってしまいました。。その後すごい年月が流れ、スミレのあのティーセットを贈ってくれた夫の母も逝き
その父だけになったある日、私の住む街まで遊びに来てくれて
すっかり若くはなくなった私にその花器を「好きだったね」とくださったのです。あのときのうれしさは忘れていませんがなんとなく古くさい気もして普通に家の隅のほうへ置いていたのです。あのシンプルに素敵に思えた気持ちどこへ?(苦笑~)
ところがハウスオブポタリー主催の紅茶レッスンのとき
アンティークの素敵なものをたくさん見せて頂き次の回に
私もブランドは定かでないのに思い込んだブランドかしらとこの花器をもって
先生に観ていただいたのです。
そのときは思い込んだブランドと違いありゃりゃと静かに持ち帰り
またそっと定位置に置きましたが、なんと先生がご自分の資料から調べてくださり、花器が実はベルギーノ名品 バル.サン.ランベールのもので
花器の彫りもののデザインは1925年のパリ万博のために作られた名品だとか!
父がヨーロッパから持ちかえり家に飾ってあるのを見てからも相当の年数ですがこの花瓶にそんなストーリがあるなんて!
この花器に光を当ててくださった奥川先生の素敵な贈り物に花器とともに
心から感謝いたします。でもこんなに価値あるものと
さらに丁寧に仕舞いこむのでした(笑)いえいえ飾り棚に入れたいと思います。
私まで興奮してしまいました。
お宝鑑定団で、イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン、、、の気持ちです〜♪(笑)
花器の美しい品良い佇まい、、
よかったですね、、いろいろわかって。
でも、しまいこむのはもったいないですよぉ〜
飾って眺めいとおしんでくださいませよ。
そうすれば贈ってくださった方は喜ばれると思いますよ。
値段の価値はわかりませんが(ふふ)こうして光を浴びて花瓶も私もうれしいです。光の影にもうひとつのキラリン!(笑)
そして次に娘に繋がるといいなと思います。
この調味料入れ、とても小さいものなんですよ。
ミントンだと思います。
あのころもう50年前?駐在先だったイギリスのハロッズで買い物をしてたとかでこれもそのひとつのようです。胡椒とふたつきはお塩だと思います。実は長女にも素敵なティーセットをもらい私が保管中のものがあり今度見てくださいね。
すべて50年以上のものなんです。ただ古いというだけですが。汗汗~;;
ガラス好きの私は、その美しさにキュン!
さらに、そのお品物の歴史に、オォ!!!と感動の声でした。
最初にご覧になった時に、心惹かれていたのは、やはりご縁ですよぉ~♪
月日は経っても、ちゃんと自分の事を好きになってくださった方のところへ来てくれたんですもの。仕舞わないで飾ってあげてくださいな。
古いものは、なぜか優しい美しさがありますよねえ。
その保管中の物、今度是非記事になさってくださいませ。
お言葉ありがとうございます。思い出とともに大切にしますね。又違うものも載せさせて頂きますね。