秋模様~。
2017年 10月 14日
昨日の朝 雨が降る前の公園に落ち葉の具合を観に行ったら
見事な金木犀がたわわに咲いていました。
香りも漂い前の我が家の玄関脇に咲く金木犀を思い出しました。
公園は色の綺麗な落ち葉がたくさん落ちていましたが
まだまだ木々の緑はそのままが多かったです。
枯葉を見るとなぜか寂しい歌が浮かびますね。
古いけど五輪真弓の *恋人よ~**
あとはシャンソンの名曲 その名も *枯葉*
木々の葉が落ち寒々しくなる晩秋もなぜか好きな私。
よく太宰が好きな人は実は屈託の無い人が多いとか。
そして漱石が好きな人は実は悩める人が多いとか?
あくまでも・・・とか?のお話ですが。
両方考えずに読みましたが、すごい大人になると(私ですが?あれですが;;)
さもありなんと思えるのです。
たくさんの本を処分しましたが詩集はやはり捨てられません。
少しだけ残しました。
見事に心の風景を表現してくれる詩人たちの詩に
繊細さの無い私が涙することさえあるのです。(笑)
本箱からすぐに出せた詩集を読む雨の夕暮れ
そんなシュツエーションをつくりながらまた自分を違う世界に運ぶ変な私です。
枯葉
花という花は 実になろうとし
朝という朝は 夕べになろうとする
永遠に続くものは 地上にない移ろうもののほかは 去り行くもののほかは
かぎりなく美しい夏も
いつかは 秋になって 枯れ行くわが身を感じとる
お待ち 木の葉よ 根気よくじっと
やがて風が おまえを誘惑しようとしたら
ただひたすら戯れて 逆らわず
なるがままにまかせて
おまえを祈りとっていく風のまにまに
家路へと吹かれてお行き
ヘルマン ヘッセ
雨の朝 こんな詩が合うでしょうか。
深まりゆく秋 11月、12月 残りの日々
現実の日々を楽しみたいと思います。
こちらでは、まだ秋の始まりといったところで、静かな秋はまだまだかなぁ。
あぁ、それともガサツな私が気づいてないだけ?あわてて、庭の金木犀を見にいったら、いい香りがしました(汗)
雨の朝に美しい詩をありがとうございます。
太宰も漱石もどちらも違う味わいですよね。本は私も定期的に処分して古本屋へ持っていきます。
そうして繰り返していると、本当に必要な本が残ってきますね。でももっと少なくするべきなのかもしれませんけど、本って手放すのに勇気が要りますね。
今年からはご近所のお庭や数分のこの公園で楽しむことになりましたが、朝、早く行くと気持ちよいので自分の庭代わりに思っています。ガサツなのは私で詩は似合わない?でも心がざわざわするときには一番のお薬です~**
処分したのにすぐまた本屋さんへ(古本屋)行き眺めては数冊持ち帰り、の繰り返しでまた溜まっていくのでこればかりは洋服のように簡単に整理できないです。
パリは寒かったようですが日差しが春のようにもどったのですね。
カフェのテラス席は心地よいでしょうね。
こうして、繰り返しながら冬を迎えるのですね。