マダム・イン・ニューヨーク 主役へのオマージュ
2018年 02月 28日
マダム・イン・ニューヨーク
数日前にこの美しい主役の方が急逝したとの報を読んだ。
あまりにも早い死にインドはもちろん世界中で、驚きの声が上がったとか。
この映画を観て自分へのエールを感じたこともあり
もう一度、エキサイト映画部門に載せさせて頂きます。
*ご冥福を祈りながら・・。
あの日の映画 感想 もう一度
公開と同時に観た友達からすごくお奨め~と**
その後違う方からもすごくよかったわ~**-
それが5月頃でした。映画館に足を運べずにときは過ぎて~**
その後もあちこちで話題になっているの知りながらようよう今回観ることができたのでした。
美しい方ですねえ。
インドの中産階級の家庭の中で母親、妻、家事と家庭を大切にする主婦シャシ。
英語が苦手の母に子供も夫も彼女の自尊心を失わせるような発言を無意識にしてしまう。
自分に自信をなくしていく過程の中で姪の結婚式のために一人で先に
姉の暮らすニューヨークに行くことになってしまいます。
初めてのニューヨーク、英語圏での戸惑い、言葉の通じないがゆえに受ける屈辱・・。
姉たちの家族の会話さえ英語で中に入れない気持ちになってしまうシャシ。
そんな彼女が偶然見た広告に寄せられて4週間の英会話スクールへ行くことを決めるのです。
英会話教室での仲間や先生のやりとりの中で、進化し輝き始めるシャシ。
観るものと彼女との間にうなづいたり笑ったり、切なくなったりの共感が、生まれてきます。
この英会話スクールの仲間と先生の時間はまさにシャシが自分を大切に思える素敵な時間なのです。
仲間のフランス人に恋されるシャシ~**でもこの映画は恋のお話でもなく
夫とのすれ違いでもなくシャシが自分の気づきによって家族からの尊厳と自信を
取り戻す普通の主婦のお話なんです。普通の?すごくお綺麗でそこんとこちょっと違うかな?
姪の挙式の日の家族や、親族、英会話の仲間たちの見守る中のシャシのスピーチ
ここがすごく感動的で3回も観てしまった私ですが、3回も笑顔になりながら泣いてしまうのでした。
英語なんかしゃべれないと思っていた家族の顔!
私のほうが映画の中のシャシの夫にねえどう!彼女素晴らしいでしょう!なんて心でつぶやいて♪
このスピーチ素晴らしいのです。
彼女が大切に思うもの、自分への思い、広い世界の中で家族は小さい世界かも知れないけど
お互いを守りあうもの?
とても真摯に語るカタコトの英語が感動を生むのです。
この映画でシャシのようにちゃんと語学を勉強しなくちゃ!とおもったかたも多いと聞きます。
はい~~私もその一人です。
ハッピーで楽しい映画に多くの共感できる何かが流れる映画でした。
シャシのサリーの素敵なこと~* ニューヨークを歩くシャシが最初の戸惑いから
顔を上げだす姿に私もうれしさが~**
お奨めです。
時々の歌や音楽もテンポがよくて楽しいです。
英会話教室の仲間たち。
淀川長治氏はどんな最悪の映画でも何かを見つけ出し褒めた方と聞きます。
私も観た映画がつまらないと思っても何かここいいじゃない?と見つけ出します・
小さな家具とか、茶器とか・・・そんなことしか褒めることができない映画は
最初から観ませんが時には・・ということもありますよね。
小さい頃から見続けている映画・・来年もまたいい映画に出会いたいです。
*もう数年前の映画ですが自分の感想で又見たくなる私です。
*エキサイトの好きな映画部門の感想応募で1月の投稿が当選いたしました。
今日の午前中終了の感想応募ですが急いでまたこちらを応募いたします。
こすもすさんの映画解説は、登場人物の感情まであたたかくて、大好きです。
そしていつも私も観てみたくなります!
この映画も、絶対に面白そう・・・映画って本当にいいですね、さよなら、さよなら。
そうなんですよ。ホテルのバスで入浴中の死去だったとか。
ビックリしました。
本当に数日前だったかしら?